大城さん半身

神経医科学研究所理事長の小城絢一朗博士(慶應義塾大学)によって考案された「神経伝達異常」を改善するシナプス療法。強い刺激などもないため、子どもから高齢者まで安全に受けられます。

OSHIRO神経整体整骨院の大城院長は、シナプス療法に出合い、施術の幅が広がったと話します。今回は、大城院長のシナプス療法への出合いや学んでみたいと思っている方への思いをおうかがいしました。

ケガで諦めた小学生時代

施術風景3

小学生の頃、空手中に足首をケガされた大城院長。病院に行っても痛み止めの注射か湿布薬、接骨院に行っても超音波や電気を当てるだけでした。じん帯がのびているということで、最終的に手術という選択肢に。

しかし、まだ小学生で幼かったため手術はせずに空手の世界から退くことを決めました。この経験が、後にシナプス療法に興味を持つきっかけだったのです。

シナプス療法との出合い

治療家が集まる機会で、一般社団法人神経医科学研究所理事長である小城 絢一朗さんに出会ってシナプス療法を知った大城院長。

SNSで紹介されていた動画の中で、捻挫のために松葉杖をついている野球少年が、シナプス療法を受けることで神経伝達異常が改善されているのをみました。ケガをしたにもかかわらず試合に出てヒットを打った少年に対して「なんでこんな良くなるの?」「普通、捻挫だと触っても痛いはずなのに……」と衝撃を受け、シナプス療法に興味を持ったのです。

シナプス療法の施術者としての感覚

大城さんインタビュー1

シナプス療法の施術者として活躍する大城院長。神経の伝達異常を感じるというのは、どのような感覚なのでしょうか。シナプス療法を習得したときの様子や、実際に感じる感覚についてお話いただきました。

言語化することで感覚がつかみやすく

シナプス療法は、医学博士である小城絢一朗によって言語化されました。今までは、感覚でしか伝えられませんでしたが、言葉で説明することが可能になったのです。そして講師が受講生にシナプス療法を体感させることで、習得までの時間が以前よりも短くなりました。

受講期間には、最低でも1年間の縛りを設けています。というのも、短期間だけではシナプス療法による感覚がわかりづらいからです。しかし一度、感覚を味わうとやめられないのがシナプス療法だと大城院長は言います。

神経伝達異常を感じる

施術の様子としては、施術者が受ける方に触っているだけです。しかし施術者には、どこに神経の伝達異常があるかがわかると言います。これは、感覚でしか説明できません。

たとえばレントゲン。骨や筋肉を写すことはできますが、神経は写せません。神経が伝達異常を起こしていたとしても、骨が折れていたり筋肉が切れていたりしない限り、異常は「なし」と判断されます。思ったように動かず、本人としては異常があるのですが病院では異常なしと言われてしまうのです。

シナプス療法を扱う施術者としては、神経の伝達異常を感じるので異常ありだとわかります。病院で原因不明と言われたり、治療やリハビリでよくならなかったりする方は、神経の伝達異常があるのかもしれません。

施術者の感覚でしか伝えられないのですが、大城院長はシナプス療法をおこなうと、空間が一体化するイメージだと言います。感覚はその人それぞれです。だからこそまずは施術を受けることをおすすめしています。

シナプス療法認定者の制度を活用

ミーティング

シナプス療法を提唱している神経医科学研究所は、国からSDGsに認定された機関として、福島県で活動しています。SDGsに認定されるということは、国からの信用があるということです。

大城院長を含め神経医科学研究所は、今後「シナプス療法認定者」という形で広めていきたいと考えています。シナプス療法認定者は、半年以上の受講で試験を受けられます。試験に合格すると個人に「シナプス療法認定者」という規格が与えられる仕組みです。

今後は、神経医科学研究所の方でプロモーションをかける予定とのことです。つまり個人で宣伝しなくても「シナプス療法認定者」を取得するだけで宣伝につながります。

シナプス療法はこんな人に学んでほしい

施術風景

シナプス療法を学ぶことで、悩んでいる人の力になることができると大城院長は話します。病院ではどうにもならない状況であっても、シナプス療法を知ることでよい循環が生まれます。最終的に、どんどん改善していくという輪が広がるからです。

特に治療家さんや習い事の一環として、シナプス療法の習得はおすすめだと考えています。

治療家さんのステップアップに

シナプス療法は、柔道整復師や整体師、トレーナー、理学療法士などにもおすすめです。しかし、施術者が求めているのが根本的な解決なのか、リラクゼーションかにもよります。マッサージなどは刺激があるので、受けた方はやってもらった感があるので一般的に「治療」と考えられがちです。しかし本質的な部分で解決したいのであれば、シナプス療法がおすすめです。

習い事の一環として身近な人へ

習い事としても、シナプス療法はおすすめです。たとえば、野球やサッカーなどスポーツをしている子どもがいる方。子どもが痛いと感じるときに、シナプス療法で支えることができるかもしれません。または、知り合いにおこなうことも可能です。結果、副業の可能性にもつながります。実際に患者さんとしてシナプス療法を受けられて、そこから学ぶ方も多いとのことです。

施術の幅を広げるシナプス療法は自信へもつながる

施術風景2

よいものだからこそ「シナプス療法」を広めることに情熱を持つ大城院長。ご自身の経験からも、同じようにつらい決断をする人が一人でもいなくなるようにと、後進の指導にも力を入れています。

最近では元野球選手や、現役で活躍されているアスリートも注目しているシナプス療法。自分の手技の一つとして習得してみませんか?自身の施術への自信につながり、さらに施術の幅が広がるかもしれません。

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